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| ＳＦＣの人気アクションゲーム「ロックマンＸ」がファミコンに逆移殖。まぁ、元々ロックマンはファミコンのゲームだし、システム的にもあまり目立った違いもないから、さほど驚く事はないだろうと思ったが、コイツは超驚き。このソフトをプレイしたひとは必ず叫ぶだろう。「なんだコレ、全然ロックマンじゃないじゃん！！」と･･･。そう、本作品はタイトル画面こそ「ロックマンＸ」ではあるが、中身は全然別のモノ。良く見ると（良く見なくても）タイトル画面はファミコンのロックマンにＸの文字を描き足したダケだ。おまけにツノやマントも描き足されている始末。意味も分からず呆然としていると、オープニングデモが始まる。どうやらただのキャラ替えソフトらしいが、ファミコンはもちろん、ＮＥＳにもそれらしいソフトが見当たらない。元ネタがあるにしてはデキが悪すぎるし、オリジナルソフトにしては出来が良い気がする。とにかく、中途半端なソフトなのだ。ゲームのシステムは確かにロックマンに似ているが、ただのアクション。３つのステージから好きなステージを選んでプレイできるのだが、どの面もかなり難易度が高い･･･と言うか、どう見てもクリアできない。クリアできない理由も、難しいなどではなく、明らかに「ジャンプ力が足りない」のだ。それが理由で一時期は「先が作られていないゲーム」として、クソゲー＆バカゲーマニアから高い評価を受けたが、次第に隠し操作（実は空を飛べる）が発見され、現在では普通のクソゲーとしてランクされている。最近はアジア方面でもサッパリ見ないが、価値はないので、コレクター以外は手を出さない方が無難だろう。 |
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