どこかで見たようなシューティングだが・・・
マジック ドラゴン
 
 ジャンル
シューティング
操作性
★★☆☆☆
市場価格
5,000〜10,000円
難易度
★★★★☆
総合評価
★★★☆☆
完成度
★★★☆☆
入手難易度
★★★★★
プレミア度
★★★★☆
 
誰にも知られずにヒッソリと売られていた、アジア製のオリジナルソフト。ラベルはグラディウス系なのだが、妙にショボク、怪しく古臭い雰囲気をカモシ出している。当然、中身はグラディウスか何かのデッドコピー品だと思ったが、実際に立ち上げてみると、どこかで見たようなシューティングゲームが・・・。実はこのソフト、「RーTYPE」のファミコン移殖版なのだ。4面クリアでエンディングになる所を見ると、PCエンジン版がベースになっているように思う。ゲームシステムはそのまんま「R-TYPE」だが、グラフィックは最高にショボイ。自機は子供が描いたスペースシャトルのようだし、敵は鳥やらザリガニなどワケの解らないキャラだ。唯一、ボスキャラだけがオリジナルの面影を残している。サウンドは元ネタに忠実ではあるが、やはり何かが違う。一つ一つを見ると全然違うのだが、全体的な雰囲気はかなり似ている。恐らく、10人中10人が「R-TYPE」と言うだろう。これはある意味スゴイ。

操作性はさほど悪くないのだが、難易度は高い・・・と言うか、当たり判定が妙にシビアで、それが妙に難しくしてしまっている。タメ打ちも用意されているが、通常弾との攻撃力の差があまりなく、意味が無い。それよりも

ユニットを飛ばすのが最大の武器で、クリアには不可欠なテクだ。プレミア的価値は意外と高く、入手はほぼ不可能な状態だ。生産数もかなり少なかったらしく、アジア方面でもまず見掛けない。今後大化けする可能性もあるかも知れない。コレクターは見掛けた時に入手しておいた方が良さそうだ。
このソフトのココで笑え!!