スーパーマジコン
主な販売店 :FFE社(台湾)/CCL(香港)/タイゲン貿易 他
日本での相場:本 体 38,000円(16M)FDD 18,000円
RAM容量 :8M/16M
総合評価  :★★★★☆

 現在のSFC用バックアップ機の原点です。開発元はフロントファーストイースト社

(以後:FFE社)で、SWCシリーズの初代機でもあります。

 機能的にもかなり良く、パソコンとの接続端子も付いていて、落としたデーターをパ

ソコンで解析・改造する事が可能でした。当時からパソコンとの接続を考えていたとな

ると、FFE社はただのコピー目的マシンではなく明らかに開発マシンを制作しようと

していた事が分かります。この辺りの精神が現在のSWCシリーズを生み、またユーザ

ーからも大きく支援されている理由でもあるのでしょうね。

 人気の方もかなり高く、台湾はもちろん香港でも爆発的なヒット商品になりました。

性能によるモノもありますが、当時はバックアップ機単体でROM→FDに落とせるマ

シンが無かったのも売れた原因の1つだったのでしょう。現在バックアップ機の総称を

マジコンと呼ぶのはこの機種から来ているほどです。また、この機種のデッドコピー商

品が出回ったのも人気のバロメーターと言えるでしょう。迷惑な話ではありますがね・・

・・。

 形状はFDドライブが外付けと、現在のマジコンユーザーから見ると少し変わった形

をしていますが、当時のマジコンはほとんどが外付けドライブでした。この機種は当初

は8Mだったらしいですが、いつの間にか16Mになっていました。最終的には32M

まで増設可能だったようです。どうやらサポートも万全だったようですね。スゴイ・・・・。

 このマジコンはコレクターの間では人気が高く、高めな値段が付いています。国内で

の入手は困難だと思われますが、海外なら入手可能だと思いますよ。