両機種とも操作はNintendo64のコントローラーではなく、専用のボタンを使
って行います。SFCマジコン時代からそうでしたが、SP64の場合は専用CD-ROM
ドライブ上の3つのボタンしか使わず、非常にわかりやすく簡単です。しかし、
言い方を変えればその分だけ機能が少ないとも言えます。DoctorV64の場合は
本体の前面にある8つものボタンを使用します。しかしこのソフトのおかげで
BungのTPC.EXEなどのうざいDOSツールに頼らなくてもWIN上で快適にN64のイメ
ージをダウン&アップロードできるようになりました。しかしこのTOOLは、単
にそれだけの機能に留まっていません。読み込んだROMのイメージからROMのサ
イズやゲームの会社名、発売された地域まで表示してくれる他、IPSという圧
縮規格でROMイメージの圧縮(8M->5M位まで)までやってくれます。またBIOS
でROM吸出しをサポートしてない場合でも、RTOOLで選択すれば吸い出しOKにク
ラックしてくれます。(注:一部のBIOSだと、Bungの輸出戦略(ようするに税
関で引っかからない様に)の絡みでデフォルトのBIOSだと吸い出しができませ
ん)。他色々使える機能も何点かある様です。
個人的にはこういったTOOLこそBungが率先して開発すべきだと思います。
|