一時期、類似品
が腐るほど出回っていた「たまごっち」のファミコン版。基本的には本物と同じくヒヨコ育成ゲームなのだが、グラフィックが汚くて食料がゴミにしか見えず、
ゴミをバリバリ食うヒヨコには寒気さえ感じさせられる。 こんなものにセーブ機能を付けてしまうアジアの人々の大らかさに、笑顔で乾杯と言いたい。死んじ
まえ!
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元祖ファミ
コン用 |
●ソニック4 |
ソ
ニック第四弾(?)がスーファミに登場。しかも内容は完全独自。ストーリーを聞いてまた驚愕。何者かに
囚われたマリオを助け出すのが目的らしい‥‥。聞くも涙のうさん臭さ。メーカーの壁を超えた友情がいま始まる‥‥。 かどうかはともかく、ゲームは良くで
きている。その割にほとんど出回っていないため価格は高い。 |
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●鉄拳2 |
ア
ジアでも人気の「鉄拳2」が、来るべくしてというか、スーファミに移植された。もちろん著作権料など一
人民元たりとも払っているわけがない。 元祖ファミコン版は二次元だったが、16ビットマシンといえどもフルポリゴンは夢の話。やはりこれも二次元格闘
ゲームに成り下がっているが、細かいところをグラフィックの描き込みで微妙にごまかしているため、三秒間は立体に見えてしまうところがスゴい。
生産元はヨーロッパ方面らしく、アジア市場ではほとんど見かけことがない。そんでもって、とり立ててコレと言った特徴もクソも無いのだが、ただひとつ。
マジコンを使ってバックアップできないようになっている。 特殊なチップが使われているワケでもなく、単にプロテクトのせいなのだが、そのおかげで、この
ソフトに限ってはエミュレータ用のイメージファイルが出回っていない。大金叩いて入手したマニアにとっては朗報だろう。 |
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●スーパーマリオワールドMD |
当時人気だった
アーケードの格闘ゲーム「餓狼伝説2」
を、無許可でファミコンに移殖した作品。 最初はスーファミ版をベースにしているのかと思ったが、オープニングデモがしっかり入っている所をみると、アー
ケード移植を目指したのだろう。しかしゲームの出来は誉められたものではなく、難易度は宇宙一、必殺技は百年に一回出るか出ないか‥‥ガードの判定もデタ
ラメと、すごくいい加減で旅情をかき立てる(意味不明)
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