- パチモノカタログ
- 2008年10月16日00:00
パチモノ博物館Revival
パチモノファミコンソフト
これまで長きにわたりタブーとされてきた、節操の無いアジアンソフト。これから紹介するものは無断で勝手に作って勝手にリリースされたもの。殆ど旬を過ぎた腐りかけの鮮度とはいえイリーガルなモノを大々的に紹介できる時期が来たのかと思うと溢れ出る涙をこらえるのが精いっぱい。
なかにはイイのがあるんですよ…ではごゆるりとご覧あそばせ…
ストリートファイター3ターボ56人版
この時期売っていた「スト2もどき」の作者たちは対戦相手の数が多ければ売れると勘違いしていたらしくキャラの数ばかり16人‥32人‥と、ひたすら増殖を続けた。その最強バージョンがこれ。ヒゲをつけたリュウや黒人とハーフになってしまった春麗、メガネをかけたブランカに加えて、なぜかマリオも登場。総勢56人による壮大なバトルが繰り広げられる。やる気にならないが
餓狼伝説2
当時人気だったNEOGEO格闘ゲーム「餓狼伝説2」を無許可でファミコンに移殖した作品。オープニングデモがしっかり入っている所をみるとアーケード移植を目指したのだろう。しかしゲームの出来は誉められたものではなく、難易度は宇宙一、必殺技は百年に一回出るか出ないか‥ガードの判定もデタラメと、すごくいい加減で旅情をかき立てる(意味不明)
ザ・キング・オブ・ファイターズ97
なぜか登場キャラは、京、アンディ、舞、ロバート、エイジ、ラルフ、クラーク、チョイ、チンゲンの９人。オープニングデモには登場していたテリー、ジョー、リョウ、タクマはもちろん、本編の準主役「庵」も、もちろんカットされている。アジアならではの英断といえよう。しかし、これでガッカリしているようでは甘い。いざゲームがスタートすると、画面は暗いわ、色は三色くらいしか使っていないわ、効果音はないわ、バランス最悪だわ、対戦中に勝手にキャラが替わるわで、ゲームで遊んでいると言うよりも、悪い夢にもて遊ばれている感覚に近い。
ワールドヒーローズ２PRO
登場キャラは、リュウ、春麗、ベガ、アンディ、舞、マリオ、クッパ、ソニック、悟空、レオナルド、ハガーの12人。どんな根拠で彼らが選ばれたかのかは不明である。制作は、パチ格闘の代名詞とも言える老舗コニーソフト。マニアにファンが多いメーカーである。目が険しいマリオの繰り出す昇竜拳は必見だ。
SOMARI
メガドラ版「ソニック」を、ファミコンに無許可で移殖したソフトだが、何故か主人公は「マリオ」になっている‥。ただしゲームシステムは完全にソニック。発売当初から人気があり、マニアの中では高値で取引された。「ファミコンでソニックが動き、しかも主人公がマリオ」という、これ以上無いようなインパクトで、マスコミや各メディアがパチモノを紹介するときには必ず登場し、パチカセの代表作としてその名を広めている。
スーパードンキーコング
スーファミ版の同名作品を移植したらしいが、良く見ると全然違うのがスゴい。コングは妙にヌルヌルしていて気味悪く、アイテムのバナナは唐辛子みたいだし、敵キャラは何の生物だか判別不可能。コレを移植と言って良いものか‥‥。ファミコン界では良くあることなので、気に留めないでおくのが賢明だろう。
スーパードンキーコング３
前作の感動も冷めぬうちに登場したが、日本語で表示されるこの解説文がまた、全然日本語になっていなくてインチキ極まりない。タイトル前にはクレジットと違法コピーに対する警告メッセージらしきものは出るわで身の程知らずにも程がある。
鉄拳2
プレステでお馴染みの「鉄拳」が、ファミコンへ強引に移植された！「やればできる」という古くからある言葉を体現するような作品である。登場キャラは、カズヤ、平八、ポールなど八名。諸般の事情により二次元ゲームとなってしまっているため「鉄拳」特有のポリゴン感は皆無。必殺技やダッシュ等システムはそのまま採用されているが、要所要所に無理が伺えて微笑ましい。
http://
パチモノファミコンソフト
これまで長きにわたりタブーとされてきた、節操の無いアジアンソフト。これから紹介するものは無断で勝手に作って勝手にリリースされたもの。殆ど旬を過ぎた腐りかけの鮮度とはいえイリーガルなモノを大々的に紹介できる時期が来たのかと思うと溢れ出る涙をこらえるのが精いっぱい。
なかにはイイのがあるんですよ…ではごゆるりとご覧あそばせ…
ストリートファイター3ターボ56人版
この時期売っていた「スト2もどき」の作者たちは対戦相手の数が多ければ売れると勘違いしていたらしくキャラの数ばかり16人‥32人‥と、ひたすら増殖を続けた。その最強バージョンがこれ。ヒゲをつけたリュウや黒人とハーフになってしまった春麗、メガネをかけたブランカに加えて、なぜかマリオも登場。総勢56人による壮大なバトルが繰り広げられる。やる気にならないが
餓狼伝説2
当時人気だったNEOGEO格闘ゲーム「餓狼伝説2」を無許可でファミコンに移殖した作品。オープニングデモがしっかり入っている所をみるとアーケード移植を目指したのだろう。しかしゲームの出来は誉められたものではなく、難易度は宇宙一、必殺技は百年に一回出るか出ないか‥ガードの判定もデタラメと、すごくいい加減で旅情をかき立てる(意味不明)
ザ・キング・オブ・ファイターズ97
なぜか登場キャラは、京、アンディ、舞、ロバート、エイジ、ラルフ、クラーク、チョイ、チンゲンの９人。オープニングデモには登場していたテリー、ジョー、リョウ、タクマはもちろん、本編の準主役「庵」も、もちろんカットされている。アジアならではの英断といえよう。しかし、これでガッカリしているようでは甘い。いざゲームがスタートすると、画面は暗いわ、色は三色くらいしか使っていないわ、効果音はないわ、バランス最悪だわ、対戦中に勝手にキャラが替わるわで、ゲームで遊んでいると言うよりも、悪い夢にもて遊ばれている感覚に近い。
ワールドヒーローズ２PRO
登場キャラは、リュウ、春麗、ベガ、アンディ、舞、マリオ、クッパ、ソニック、悟空、レオナルド、ハガーの12人。どんな根拠で彼らが選ばれたかのかは不明である。制作は、パチ格闘の代名詞とも言える老舗コニーソフト。マニアにファンが多いメーカーである。目が険しいマリオの繰り出す昇竜拳は必見だ。
SOMARI
メガドラ版「ソニック」を、ファミコンに無許可で移殖したソフトだが、何故か主人公は「マリオ」になっている‥。ただしゲームシステムは完全にソニック。発売当初から人気があり、マニアの中では高値で取引された。「ファミコンでソニックが動き、しかも主人公がマリオ」という、これ以上無いようなインパクトで、マスコミや各メディアがパチモノを紹介するときには必ず登場し、パチカセの代表作としてその名を広めている。
スーパードンキーコング
スーファミ版の同名作品を移植したらしいが、良く見ると全然違うのがスゴい。コングは妙にヌルヌルしていて気味悪く、アイテムのバナナは唐辛子みたいだし、敵キャラは何の生物だか判別不可能。コレを移植と言って良いものか‥‥。ファミコン界では良くあることなので、気に留めないでおくのが賢明だろう。
スーパードンキーコング３
前作の感動も冷めぬうちに登場したが、日本語で表示されるこの解説文がまた、全然日本語になっていなくてインチキ極まりない。タイトル前にはクレジットと違法コピーに対する警告メッセージらしきものは出るわで身の程知らずにも程がある。
鉄拳2
プレステでお馴染みの「鉄拳」が、ファミコンへ強引に移植された！「やればできる」という古くからある言葉を体現するような作品である。登場キャラは、カズヤ、平八、ポールなど八名。諸般の事情により二次元ゲームとなってしまっているため「鉄拳」特有のポリゴン感は皆無。必殺技やダッシュ等システムはそのまま採用されているが、要所要所に無理が伺えて微笑ましい。
http://