IPSパッチ講座

矢印 第1回・まず、IPSパッチに慣れよう!
さてさて、はじめてIPSという名前を目にしたアナタ!
IPSって何だよー面倒臭いなー。拡張子だけ変えてNESで配れNESでー!」とお思いでしょうが、それだと法律的には何にもクリアできていないのでサイトの寿命を短くするだけでこの業界の活性化にはならないのです。

そのIPSパッチとは何か?
IPSパッチとはファイルを書きかえる差分の情報のみを持っているファイルのことを言います。NESの場合だと元ネタとハックの変更部分だけのデータって事ですね。今回はそのファイルを元にオリジナルのロムを書きかえるツール「IPSパッチャー」を紹介していきます。面倒臭がらずにがんばってやってみましょう。実際にやってみるとすごく簡単ですから。
● 用意するもの
 IPSパッチャー(WIN IPSがBEST)
 IPSパッチ
 元ネタとなるNESファイル

IPSパッチャーはDOS用・MAC用などたくさん登場してますが、今回はWIN用、日本語表示、使いやすい、の三拍子揃った「WIN IPS」を使ってやってみましょう。

そして、当ページ、えみゅれーた倶楽部やハックロムショップなどでIPSパッチをダウンロードして、元ネタとなるNESを用意します。これで準備完了。

画面そして、WINIPSのZIPを解凍して使ってみます。
すると右図(ips-1)の画面が出ます。操作をIPSパッチにします。(これをIPSパッチ作成にすると、IPSパッチが作成になります。)そして、「IPSファイル」という部分にハックロムのIPSパッチを、「パッチするファイル」という部分に元ネタとなるNESファイルを入れます。そして下の「適用」というボタンを押します。これでNESハックロムができます。

ハックロムそのものを配布すると、結局オリジナルのロムを配布しているのと同じになり法律に引っかかってしまいます。しかし、パッチを配布する方法だと、パッチの著作権は製作者にあり、製作者本人が配布を希望しているので、法律には引っかからないのです。しかもロムそのものを配布してないからロムの著作権法には引っかからないのです。こうして、現在全世界に存在するハックロムページで堂々と配布をしていながらつぶされないページはこの様なパターンなのです。


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