みなさん、はじめまして。僕の名前は鶴見和昭（つるみかずあき）。 プロのストリートダンサーを目指してる男です。
いきなりだけど、今月からここで、僕のダンサー奮闘記を連載する事になりました。
これを見ている中高生のみなさん、どうぞ応援よろしくね！応援メールももらえたら嬉しいな！
まず、自己紹介。歳は昭和５１年２月９日生まれの２２歳。 最初にボクの夢から話すね。

一応、自称プロダンサーなんだけど、まだまだ仕事になってないので、将来はこれ一本で飯が食えて、オリンピック競技になるくらい浸透させて更には世界でも通用するオリジナルスタイルを築きあげたダンサーになりたい！え？話がデカイって。いいのさ！やっぱ夢はでっかい方がやりがいあるでしょ。
また、振り付け師としても活躍していきたいね。ラッキー○田みたいなダサイ振り付け師じゃなくって、TRFのSAMさんみたいにストリートダンス系からSM○Pとかジャ○ーズ系の振り付けまでこなすイケてる振り付け師になりたい。
まあ、本当はダンサーとしての実力なんかはもうＳＡＭさんなんかはとっくに抜かしてるんだけどね（嘘）↑やべー。これはカットですね（＾＾；
とにかく、本当は早くBIGになって、なにもしなくても自然に仕事がたくさん入ってくるよなダンサーにななることが僕の目標です！！

さて、今回は連載第1回目なので、ボクがダンスを始めたきっかけから話そう。
ダンス歴は高1からやってるから、もう６年になるね。
ダンスをはじめたきっかけはその頃なにげなく見ていたＴＶ番組の中でこの世界では有名なベテランダンサー の本物のストリートダンスが流れてたんだ。これを見て「これだ！」と思い自己流でダンスを始めたんだ。
それ以来、地元（埼玉の浦和）で踊りつづけて、地元の友達をも巻き込みダンスチームを作って、地元を制覇した後、当時のストリートダンサーの登竜門、「原宿のホコ天」へ進出したんだ。

その後、東京のレベルの高さを見せつけられて荒波にもまれながら修行して、そこで見つけた同世代の仲間 達と新たなダンスチームを組む事になったんだ。それがダンス系ＴＶ番組とかで一時期出まくった「FREEZE 」って、訳。まあ、この辺の話はまた今度少しずつ話して行くね。

僕が得意なダンスは、いわゆるストリートダンスなんだけど、ロック、ブレイク、HIPHOP、等、ストリートダンスと呼ばれてるものはまあ、大体踊れます。
でも、やっぱりすごい人と比べるとまだまだなんだよね。RSC（ニューヨークの大御所ダンスチーム ホームページ）とバトルを互角に張れるくらいのダンサーになりたいよ。

現状だとやっぱりダンスだけで飯を食べて行くのは困難で、他に色々仕事を持ちながらやっていってるんだけど、地元を中心に色々な所でダンスを教えてます。
メインはやっぱりストリートダンスのインストクター（ヤング帝国９７年１１月）。

主にコギャル相手にダンスを教えてマス。今どきの高校生って生意気だけど、かなりおいしいから許しちゃう。先生相手でも、敬語なんて使わなくって、生徒によっては鶴見先生って呼ばずに「つるつる」とか呼ばれてます。

他にも色々なスポーツクラブを回ってます。
そうそう、ラッキーな事にストリートダンスって、まだ歴史浅いからインストラクターの資格とかっていらないんだ。その割に流行りも取り入れるとかいってスポーツクラブとかが、エアロビとかの時間を減らして、取り入れようとするから、需要がある訳。だから自分で売り込みに行けば大体仕事できる訳。今はね。
最近はそれ程流行りってわけじゃないからTVや雑誌とか、華やかなのお仕事とかはあまり来ないけど、２〜３年くらい前の時はかなり流行ってて、色んなTV・雑誌でダンスのコーナーがあったんだ。当時はかなり出まくったよ。

毎月第3金曜、地元（埼玉の浦和）にあるCLUB BASE というクラブで「QUEST」というダンサーが中心に集まるイベントがあって、それに出演しています。
中高生のみんなはあまりクラブとか、馴染みないと思うので少し説明するね。
クラブって、危ないクスリとか売ってるとか、変に悪いイメージあると思うけど、そんな事は全然無くって、いかしたおにーちゃん、おねーちゃんがたくさん集ってお酒飲んだりしてナンパしたり、ホテル連れ込んだり．．．ってこれじゃー悪いイメージが増すばかりだね。ごめんごめん。そーいう人間もいる事はいるけど、 僕らみたいにダンスをも楽しみに行く人も結構いるんだ。で、そこで知らない人もいっぱいいる中、みんなで自分が練習してきたダンスを見せ合って、そこで出会いとか友情とか生まれたりして、ダンスチームを組む、という事もあるんだ。
なんかうまく説明できないけど、クラブって案外面白いところだよ。
そういえば、今度大阪のダンスイベントがあるんだけど、来月はその辺の話をしようかな。
ではまた来月。ごきげんよう。

（4月へつづく）